種あり巨峰・種無し巨峰・シャインマスカット・クイーンルージュ(育成中)を栽培しています。

「種あり巨峰」

農業も技術が進み、当園も食べやすくリクエスト多い種なし巨峰の栽培面積が増えましたが、種は人工的になくしているのです。決して体に害のある処理ではありませんが、種は、自然から贈り物。種が粒を大きくし、種があるから旨味に“こく”が増すのです。種あり巨峰の種はちょっと邪魔にみえますが、自然の宝物”と可愛がっていただけると嬉しいです。

「種なし巨峰」

種がないので小さいお子さん、お年寄りも食べやすい巨峰です。

「シャインマスカット」

近年1番人気の皮ごと食べられる種無し品種。大粒で肉厚、そして甘みと香りが豊かです。

「クイーンルージュ」

シャイン系赤色の長野県オリジナル新品種ですが只今育成中。しばらくお待ち下さい。
●ブルームです。
種のまわりの白い粉は、消毒ではありません。完熟を待って、巨峰が自ら出す仕上がりの化粧です。
●はじける鮮度
ちょっと贅沢に、緑の軸から一粒を皮のまま口に含んだ時のはじける様な鮮度をお楽しみください。

巨峰 9月上旬~10月中旬

【種あり】 贈答用

  商品番号  キロ数  価 格  送料
  2A  2kg(4~5房)  2,100円  800円
  3A  3kg(6~7房)  2,900円  1,000円
  4A  4kg(8~10房)  3,500円  1,000円
●九州・北海道は200円追加、沖縄は別料金

【種なし】 贈答用

  商品番号  キロ数  価 格  送料
  種なし2  2kg(3~4房)  2,600円  800円
  種なし3  3kg(5~6房)  3,400円  1,000円
  種なし4  4kg(7~9房)  4,400円  1,000円
●九州・北海道は200円追加、沖縄は別料金

【ご家庭用】

  商品番号  キロ数  価 格  送料
  3B  3kg  3,000円  1,000円
  4B  4kg  4,000円  1,000円
●種あり・種なし巨峰混在。房の形が少々悪かったり、小房を合わせた物になりますが、味は十分です
●九州・北海道は200円追加、沖縄は別料金

シャインマスカット 9月中旬~10月下旬

贈答用

  商品番号  キロ数  価 格  送料
  シャイン2  2kg(2~3房)  3,700円  800円
  シャイン3  3kg(4~5房)  5,100円  1,000円
●九州・北海道は200円追加、沖縄は別料金

おまかせセット

  商品番号  キロ数  価 格  送料
  彩セット  3kg(5~6房)  3,600円  1,000円
●シャインマスカット1房と、シナノスマイルまたは種なし巨峰のおまかせセットです
●シナノスマイルは赤色のぶどうです
●九州・北海道は200円追加、沖縄は別料金

●お申し込み後、こちらから確認のメール(またはお電話・FAX)をさせていただき、そこで送金額・発送日などの詳細をお知らせ致します。
●ご入金確認後の発送となりますので、ご了承ください。

ハサミでパチパチ枝を切っていると、春の芽ぶきが近づいてくるのを、ドキドキしながら感じます
今年はがんばろー!!今年こそは・・・と小さなファイト(笑)がふつふつ沸くから不思議。
夢に迎える時です。この何もない枝から芽吹きが始る、小さな小さな緑が芽を出す季節があるから、農業は、うたれても、色々大変でも夢を持てるのでしょうね。不思議な魅力を持つ 農業です
りんごや桃は花が咲き始めたと言うのに、ぶどうは「とび花がでた」といいます。粒の一つ一つが咲くのですが、秋に実るぶどうからは想像ができない花の形ですね。ぶどうの生命力はすごい!葉は3日に一枚ずつ増えてゆき、ちょっと見ないでいると、とんでもない所まで伸びていることがあります。
~ぶどうの花が満開に。あま~い香りにトキメク  畑一面 つつまれる 香りにときめく~
6月。小さな花火のような花が、甘い香りとともに畑一面を覆っています。花火みたいに見えるのが巨峰の花です。房の上の方から咲いていき、一つの花が一つの粒になってゆくのです。黄色の花粉が飛び、この花が咲き終えるまでに房きり(長くなった房を下3センチに切り詰める)作業を急がねばなりませんが、この香りに包まれていると、訳もなく胸がいっぱいになります。
~こんな日のぶどう畑は まるで宝石箱  新緑の中で キラ!キラキラ!~
雨上がり、広い畑で忙しくハサミを使う手をふと止めると、そこはまるで宝石箱の中。
雨でキレイに流された葉は緑に輝き、足元の草は気持よさそうに頭をあげ、ぶどうに留まる雨つゆは、時折差す薄日でキラキラ輝き、まるで宝石箱の中。一人でいるのがもったいない世界です。

ぶどうは一日一日経つごとに目でわかるほど粒は大きくなりますので、沢山付いてるぶどうの房の選抜(房切)を急がなければいけません。りんごの摘果作業みたいなものです。沢山の房の中から最終的に10a程度で4000房位にまで選抜してゆきます。
ぶどうの房きり作業は、たとえ雨でも行ないます。この作業を、花が咲き散るまでに終えないと、ぶどうは実ができません。ザァー!ザァー!降る雨の中で作業を見かけた方は、こんなにまでして働くのか?と思われるかもしれませんが、梅雨のこの時期 出前の滝修行は毎年1~2回位来てくれます(笑)


一日中、手をバンザイの状態で、一房づつ手で形を作ってゆくのです。一房に大体粒を35~40にして形を筒状に作ってゆくのです。成形せずにそのまま成長すると、三角のダラダラした房に仕上がります。
今年はじめてのスタッフさん「こんなに手がかかってるとは思ってもいなかった。粗末に出来ないね」と。



房きり作業を終え、7月は巨峰に種が入るか入らないかの結果が出る頃。種がないということは自分の力で粒が大きくならないので、薬で処理をしなければいけないのです。体に害のある処理ではありませんが できることなら自分の力で大きく熟してほしい。だからこの時期は落ち着きません。食べる時、邪魔にみえる種ですが、種は自然の贈り物 。大切にしたいですね。
ぶどうの粒抜きは、約8センチの間に粒を35粒位にし、一房ずつ整形して整えてゆきます。巨峰がおわったらシャインマスカットに移ります。

形を整えたぶどうは袋をかけて実が熟するのを待ちます。
今はよい様でも、少し欲張って沢山ぶどうを生らせると、秋になり色が付いてこない事があります
少しでも地域全体でよいものをつろう!と、言うわけで、JAさんとみんなで一軒一軒検査ををして、合格すると袋かけがはじまります


ぶどうにいよいよ飛び玉?がでてきましたよ。最初の色はこうして一粒づつ付いてゆくのです。
何粒かこうして出た後、パッと全体に色がかかります。一万房以上ある中でわずかでも色が付くと、鳥はすばやく見つけて食べに来ます。ここから鳥と人の知恵比べが始ります。
秋にぶどうを買った時、ぶどうの周りについている白い粉を消毒と勘違いされる方がいらっしゃいますが、あれはぶどう自身が完熟の時に出す仕上がりの化粧です。「ブルーム」と言い、よく付いているものほど鮮度がいい証拠。この「ブルーム」を落とさないように、作業はいつも手袋をして気を使います。
この間まで緑の葉で覆われて、生き生きとしていたブドウ畑も、すっかり葉も枯れて寂しげです。でも、これは葉を落とし、やってくる寒い冬を越す為に自分の身を守り、養分を蓄え、そして、来春芽を出す為の準備です。そう、未来に向かっている からです。どんな夢を 描いているのでしょうね。